お気に入りの本「デザインのひきだし」
今回は擬似エンボスの話は小休止して私がお気に入りにしている印刷関係の本「デザインの引き出し」の紹介です。
宣伝ではありません(汗
「デザインのひきだし」とは?
グラフィック社という会社が出している本で、「デザイン・印刷・紙・加工の実践情報誌」と銘打たれています。
その名の通りでして、様々な印刷、加工、紙を「こんなのが出来るのかな?」みたいな感じで実験しながら、実験した印刷物がそのまま載ってたりします。
掲載内容
実際にデザイナーの方が印刷会社や加工会社に行って、打合せをして作品(本)を作っていきます。
「こんな事出来ます?」「あんな事出来ます?」というデザイナーさんの無茶ぶりに、ドキドキしながら「やってみましょう」と印刷現場の方が答えたり「こんなことも出来ますけど?」とオペレータの方がさらに条件をかぶせていったりと、とても楽しそうに打合せが進んでいきます。どういう打合せでその印刷物を作るに至ったのかもほぼ載っており、わくわく心がくすぐられてしまいます。
一つの冊子を作るのが大変な労力であろう事が容易に想像できます。おそらくそういった理由で増刷がされないため、序盤のころの本は中々手に入らなかったりします。レア本ですね。
たまに、自分のネタのひきだしとして活用したり、社内のサンプルを作る時の参考にしたりしています。こんな風に仕事が好きな人たちと仕事をするのは楽しいですよね。
私のお気に入りの本のご紹介でした!