【叶が語り尽くす】バリアブルソフトについて

モリサワ社様 MVPソフト
お久しぶりです。エムアイシーグループの叶です。
今回も可変印字について語り尽くします。
今回は第2章。バリアブルソフトについてです
バリアブルソフトってすごく便利 〜編集ソフトを使うってのもありだけど〜
当社の強みの一つにBPO(Business Process Outsourcing:業務プロセスの外部委託) 業務があります。そんな中で宛名印字を任せていただくことが多いのですが、宛名印字を含め可変印刷にはバリアブルソフトが必要だと感じます。インデザイン(編集ソフト)にも【データ結合】機能というものがあり、エクセルデータを流し込むことにより可変データを作ることができ、最初に使ってみてちょっと感動したのを思い出します(遠い目)。それでもバリアブルソフトが宛名印字に必要不可欠なのは様々なメリットがあるからです。
いろんなメリットがあるけれど
バリアブルソフトのメリットは様々あります。ChatGPTさんに聞いてみたところ【いい質問ですね】とお褒めの言葉をいただいた後にいろいろ教えてくれました。
1.処理速度・安定性
2.差し替え精度の高さ
3.印刷ワークフローとの親和性 などなど。正直僕の意見が不要なぐらいしっかり答えてくれますが、語り尽くすと言っている以上、僕なりの観点からのメリットも紹介します。
叶が思うバリアブルソフトのメリット1
まず、串刺し印刷の設定が容易である。
ということです。串刺し印刷とは「断裁し重ねるだけで通し番号などの情報が連なった状態になる」ようにあらかじめ面付けするもので、例えば4面付けの場合普通に印刷すると左上が1、右上が2、左下が3、右下が4で2枚目の左上が5というように印刷されます。すると断裁後1枚1枚取っていく必要があり非常に手間のかかる作業となります。これを串刺し印刷にすると1枚目の左上が1、2枚目の左上が2、3枚目の左上が3という風に印刷されます。そうすることで、断裁後に数字が並んでいる状態になるため、後工程が非常にラクになります。(画像参照)これを編集ソフトで行うとなるとデータに対して並べ替えなどをする必要があり、少し頭を使います。
バリアブルソフトの場合は串刺しのチェックを入れるだけでこの設定を行ってくれるため頭を使う必要がありません。僕はゴリゴリの文系のため、計算をするのが苦手ですが、そんな僕でも簡単にできるほど素晴らしい機能をもっているのです。
叶が思うバリアブルソフトのメリット2
2つ目のメリットは自動的に体裁を整えてくれる。
ということです。年賀状(ハガキ)や挨拶状封筒などを編集ソフトで作成する場合、住所はどれくらいの大きさで、社名がこれくらいで、氏名がこれくらい。文字の位置も社名に対して役職や氏名がこのくらいという風に設定する必要があります。しかしバリアブルソフトは住所、社名、氏名などのセルを設定しておけば自動で大きさや位置などのバランスを整えてくれます。挨拶状封筒などの体裁にはある程度のデザインの知識やバランスなどのセンス的なものが必要だと思います。しかし可変ソフトを使えばそれを解消してくれるためデザインの経験のない方でもでき、後進育成も非常に容易となるのです。
さいごに
いかがだったでしょうか?今回紹介したものはほんの一部に過ぎないぐらいバリアブルソフトは非常に機能が豊富で、しかもそれぞれの操作が容易なものです。各メーカーから可変ソフトが出ていますので興味のある方はぜひバリアブルソフトについて調べてみてはいかがでしょうか。という感じで終わります。
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