“映える”だけじゃ足りない?反応を増やすために意識したいこと
こんにちは。
スキップの飛距離に自信のある松井です。
皆様はInstagramを見ていて「なんでこの投稿はこんなにいいねが多いんだろう?」と思ったことはありませんか?「どうしてこの投稿が伸びているんだろう?」と不思議に思いつつ、なんとなく眺めて終わってしまうことも多いと思います。
Instagramの投稿を始めたころは「映える写真を撮れば自然といいねの数が増えて、フォロワーも伸びるはず」と思っていましたが、実際にやってみると、背景にこだわってきれいに撮った写真でも伸びないことが多く、逆に「ちょっとした日常の一枚」などを載せたときの方が反応が良いこともありました。
そこで今回のブログでは、1年間Instagramを投稿して感じたことをもとに、反応を増やすために意識すると良いことについてお話しようと思います。SNS運用で悩んでいる方の参考に少しでもなればうれしいです。
目次
1.「映える」と「バズる」の違いとは?
2.実際に投稿して気づいたこと
①映える=必ずしも「いいね」が増えるわけではない
② 投稿を見る側の気持ちになってみる
③ターゲットを定める
④ キャプションを工夫する
⑤ 流行に乗る
⑥ 継続が最大の武器
3.まとめ
1. 「映える」と「バズる」の違いとは?
「映える」という言葉は、辞書的には「ひときわ美しく目立つ」という意味ですが、SNSでは主に「見た目がきれいで印象的な投稿」を指すことが多いです。例えば、新緑や紅葉に囲まれた自然の風景写真や綺麗な夜景の写真などは、その瞬間を美しく切り取った“映え写真”として多くの人の目を引きます。また、見た人の記憶に残りやすく、「素敵だな」「自分も行ってみたい」といった気持ちを呼び起こす効果があります。
一方で「バズる」は、いいねやコメント、シェアが一気に増え、普段届かない層にまで拡散される状態を指します。ここでは必ずしも美しさは求められず、「面白さ」や「共感できる要素」が鍵となります。例えば、ちょっとした失敗談をユーモアを交えて投稿したり、誰もが共感できる日常の一コマを切り取ったりすると、多くの人の心に刺さり、拡散されやすくなります。
つまり、映え=美しさや印象的な見た目、バズる=拡散力と話題性と言えます。この違いを理解することで、「投稿をじっくり見てもらいたい」「より多くの人に広げたい」といった目的に合わせて発信ができるようになります。
2. 実際に投稿して気づいたこと
① 映える=必ずしも「いいね」が増えるわけではない
冒頭でも触れたように、「映える写真を撮れば反応が増えるはず」と思っていましたが、背景や色味を工夫して撮った写真よりも、意外にもオフィスの一角で撮った何気ない写真の方が反応が良いことがありました。
また、InstagramとTikTokでは媒体が異なるので一概には言えませんが、Instagramの投稿用に撮った「背景にこだわった映え写真」よりも、TikTokにあげた「社員が印刷機を動かしている動画」の方が再生回数も伸びており、いいねの数もコメントも桁違いです。TikTokのコメントを見てみると、同業者の方や、以前印刷会社に勤められていた方から印刷工程や機械を懐かしむコメントが多くありました。
映えとは程遠い印刷工場の中で撮った動画にいいねがたくさんついて、コメントもたくさんいただけた理由は、投稿内容に「共感」していただけたからだと思います。このことから必ずしも「映え写真=いいねが増える」のではなく、親近感があり共感してもらえる投稿にいいねが付きやすいのだと気づきました。映えを意識するのも大事ですが、それ以上に「誰に届けたいのか」「どんな気持ちを引き出したいのか」を考えることで、単なる見た目の美しさにとどまらず、“共感してもらえる発信”ができるようになると思います。
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② 投稿を見る側の気持ちになってみる
投稿をする側になると忘れがちなのが、投稿を見る側の気持ちです。一度「もし、この投稿が自分のタイムラインに流れてきたら?」と考えてみて下さい。
例えば、魅力的なバッグの投稿を見て欲しいと思ったら、
「どこのブランドのものだろう」
「何円くらいするのかな」
「荷物はどれくらい入るのかな」
「他にはどんなカラーバリエーションがあるんだろう」
など知りたい情報が次々に出てくると思います。しかし、投稿された写真にもキャプションにもそれらの情報がなかった場合はどうしますか?心から欲しいと思ったものは商品ページを探したり、画像検索などをして探すかもしれませんが、少し興味がわいたくらいだと、「調べるのは面倒だしいいか」とスルーしてしまうかもしれません。このように、興味を持ってもらっても、投稿を見る側の次のアクションを考えていないと、せっかくのチャンスを逃してしまうことがあります。
そのため、商品のサイズ感・使用感が分かるように手や物を一緒に写してみたり、実際に使っている様子を写すなど、商品の情報がより伝わりやすい写真や動画を使用すると良いです。また、次の行動に進みやすいようにプロフィールに購入ページのリンクを貼る、投稿に商品タグをつけるなどの工夫があると良いと思います。
③ターゲットを定める
ターゲットを意識せずに投稿を作ると、商品の魅力が十分に伝わらないため、誰がどのように商品を使うかを具体的にイメージして投稿することが重要です。
例えば、トートバッグを"学生"に宣伝する場合は、制服姿でトートバッグを持っているシーンや、バッグに教科書や筆記具を入れてみることで「普段の自分が使う姿」を想像しやすくなります。また、"主婦層"をターゲットにするなら、野菜や果物を入れて買い物バッグとして使っているシーンを投稿することで、日常生活に取り入れるイメージが湧き、興味を持ちやすくなると思います。
そのため、漠然と商品やサービスの情報を伝えるだけの投稿よりも、ターゲットを明確にして発信することで、一貫性のある投稿が出来ます。さらにInstagramは、自分がよく見ているジャンルに近い投稿が表示されやすい仕組みになっているため、ターゲットに合わせて投稿内容を工夫することがとても重要です。
④ キャプションを工夫する
同じ写真でも、添える文章次第で反応が変わります。特に、キャプションに表示される文字数には制限があり、どれだけ良い文章を書いても「続きを見る」を押してもらわないと、目に触れることすらありません。「最初の一文」で続きを読むかどうかが決まるため、冒頭の文を工夫してみるのも一つの手です。

また、フォロワー以外へのリーチを得たいなら、関連するハッシュタグを適切に、かつ複数使うことが重要です。あまりにも投稿件数が多いハッシュタグを使うと、競合が多いため投稿が埋もれてしまいます。そのため、フォロワーが5000人以下の場合は、投稿数500件から1万件を6~8個、1万から5万のものを3~5個つけると、フォロワー外にも届きやすくなると思います。
⑤ 流行に乗る
流行の音楽を使うとリーチが広がりやすく、さらに人気のある動画の撮り方を取り入れることでオススメに表示される可能性も高まります。
一方で、Instagramは常に仕様やアルゴリズムが変化しています。これまで私たちのアカウントでは、リール動画の方がフォロワー以外に届きやすい傾向がありましたが、最近は写真投稿の方が反応を得やすくなっており、必ずしも「リール=たくさんのアカウントにリーチできる」とは言い切れなくなっています。このように、Instagramの動向は移り変わるため、流行の音楽や動画スタイルをチェックすることに加えて、仕様変更や投稿形式ごとの反応を分析し、自分のアカウントに合った方法を見つけていくことが大切です。
⑥ 継続が最大の武器
Instagramの投稿を続けてきて一番実感したのは「継続すること」の大切さです。始めたばかりのころは反応がほとんどなく、「続けても意味があるのかな」と思うこともありました。しかし、週5投稿を続けるうちに徐々にフォロワーが増え、再生回数やいいねの数も増えてきました。アルゴリズム的にも継続的に活動しているアカウントは有利だと言われていますし、なにより積み重ねた投稿そのものが信頼感につながります。
とはいえ、ただ投稿を続けるだけでは十分ではありません。他アカウントの投稿にいいねやコメントをして交流を広げたり、定期的に投稿を振り返って「どんな内容が反応を得やすかったか」を分析したりすることも大切です。いいねの数、再生数、コメント数などを確認しながら改善を重ねることで、少しずつ成果につながっていくと思います!
まとめ
1年間Instagramを投稿してみて感じたのは、「映える投稿」と「バズる投稿」は似ているようで違うということです。きれいに整えた写真が必ずしも伸びるわけではなく、意外性や共感、文章での工夫、そしてなによりも継続が力になるのだと実感しました。

何気なくアップした写真や動画が思わぬ反響を得ることもありますが、それはほんの一握りの可能性。確実にいいねやフォロワーを増やすには、映えを意識するだけでなく、伝え方を工夫し、地道に続けることが欠かせません。もし「なかなか伸びないな」と感じている方がいたら、まずは小さな工夫を一つ試してみてください。写真ではなく文章を変えてみる、投稿にタグをつけてみる、少し視点を変えて日常の一枚をアップしてみる——その積み重ねが、やがて大きな反応につながると思います!
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