Instagramの「タグ付け」と「メンション」の違いとは?効果的な使い分け方を解説します!
こんにちは!
愛知県西尾市エムアイシーグループ サポートチームの山口です^^
Instagramで投稿する際に出てくる「タグ付け」と「メンション」。
どちらも他のアカウントとつながる機能ですが、意味や使い方が微妙に異なります。企業や店舗のアカウント運用においては、これらを正しく使い分けることで、認知拡大やエンゲージメントの向上につながる可能性があります。
この記事では、Instagram初心者の方にも分かりやすく、タグ付けとメンションの違いと、それぞれの効果的な使い方を解説します。
目次
1.タグ付けとは?:画像やリールにアカウントを紐づける
2.メンションとは?:キャプションやストーリーズ内での名前呼び
3.タグ付けとメンションの違いを表で比較
4.知らずにやってしまいがちな落とし穴
5.企業アカウントでの効果的な使い方
タグ付けとは?:画像やリールにアカウントを紐づける
タグ付けは、写真や動画に他のユーザーのアカウントを紐づける機能です。投稿画像をタップすると、どのアカウントがタグ付けされているかが表示されます。
こんな時にタグ付け
- コラボ企業や共同開催イベントの相手を紹介したい
- 写真内に写っているブランド・店舗・人物を明示したい
- 商品を提供してくれたメーカーなどを明示したい
設定方法
- 投稿画面で「タグ付け」を選択
- タグ付けしたい写真の任意の場所をタップ
- アカウント名を入力して検索
- 該当アカウントを選択
ポイント
タグ付けされた相手のプロフィール画面の投稿リスト「タグ付けされた投稿」一覧にタグ付けした投稿が表示されるため、フォロワー以外の人にも見てもらえる機会が生まれます。

メンションとは?:キャプションやストーリーズ内で特定の相手に通知を送る機能
メンションは、キャプション(説明文)やストーリーズ内に「@アカウント名」を記載してそのアカウントを紹介する際に使います。そうすると、メンションしたアカウントに通知が届くことで、メンション相手にも気づいてもらいやすくなります。
こんな時にメンション
- お礼や報告:「@○○ さんとのコラボ商品が完成しました!」
- シェアや紹介:「@○○ さんの投稿を参考にしました」
- プロフィール誘導:「お問合せはプロフィールのリンクから @○○」
- ストーリーズでの紹介:メンションスタンプを使用
表示場所
ストーリーズ内のスタンプやキャプション(投稿本文)に表示されます。メンションされた相手には通知が届くため、リアクションやリポストにつながる可能性が高まります。
タグ付けとメンションの違いを表で比較
タグ付け | メンション | |
---|---|---|
表示場所 | 写真・動画上 | キャプションやストーリーズ内 |
通知 | 相手に通知あり | 相手に通知あり |
表示形式 | 投稿タップで表示 | テキスト、ストーリーズスタンプに表示 |
おすすめの用途 | 写真に登場する店舗や人・コラボ先などの紹介 | コメント、挨拶、感謝、紹介など |
表示先 | 相手の「タグ付けされた投稿」に表示 | 通知のみ(ストーリーズなどで拡散されることも) |
知らずにやってしまいがちな落とし穴
Instagramでタグやメンションを使った投稿をする際、ちょっとした間違いが拡散のチャンスを逃してしまう原因になることも。
ここでは、よくあるミスとその回避方法を簡単に紹介します。
タグ付けとメンションの使い方を逆にしてしまう
- タグ付けは投稿写真に関連アカウントを「埋め込む」行為
- メンションはキャプションやストーリーズ内で「名前を呼ぶ」行為
タグ付けは写真をタップしてもらわないとアカウント名が表示されません。最近では音楽のついた投稿も多くタップすると音楽が再生されてしまうため、投稿写真のタップを敬遠する人もいます。そのため自分の投稿で相手を拡散したいという場合はキャプションでメンションしましょう。
投稿時、メンションとタグ付けを両方行うのも良いかと思います。ただし、メンションとタグ付けの両方を行った場合は、相手に2通の通知が届くので注意も必要です。
違う人をメンションしてしまう
アカウント名の綴りミスやよく似たアカウント名で間違えてしまうと、設定したかったアカウントとは別のアカウントをメンションしてしまうことになります。
また、ストーリーズではメンションは「スタンプ」を使用して行います。テキストで「@…」と入力してもメンションにはならないので注意が必要です。
共同投稿者に招待してしまう
タグ付けの1つの機能に「共同投稿者に招待」というものがあります。通常のタグ付けは、画像にアカウント名を紐づけることにより「タグ付けされた投稿」一覧にその投稿が表示されるようになりますが、共同投稿者に招待すると、招待されたアカウントがその招待を承認した時点で、2つのアカウントで共同で投稿したことになり、招待を受けたアカウントのフィード投稿一覧にその投稿が表示されるようになります。
突然、共同投稿の招待が届くと不審に思われてしまうこともあるので、タグ付けと共同投稿の招待は間違えないようにしましょう。
「タグ付け不可」「メンション不可」設定になっている

Instagramの設定で、「タグ付けを許可しない」「メンションを許可しない」という設定になっている場合は、他の人が自分のアカウントをタグ付けやメンションすることが出来ません。
自身のアカウントの拡散を少しでも狙う場合は、どちらも「許可する」設定にしておきましょう。
反対に「許可しない」で設定しておくと、意図しない投稿や悪意のある投稿でタグ付けやメンションされることが無くなるため、トラブルを回避することができます。
タグ付けやメンションへのリアクションがない
せっかくタグ付けやメンションしてもらったのに、企業アカウントからの「いいね」やコメントがなければ、投稿した一般ユーザーはがっかりしてしまうこともあります。
企業やお店のアカウントを運用している担当の方は、タグ付けやメンションの通知があったら、なるべく早めに「いいね」「コメント」「ストーリーズでのシェア」などで反応するのがオススメです。「ご紹介ありがとうございます!」などをコメントする丁寧な対応がファン化を促進にも繋がるでしょう。
自身のアカウントをタグ付けするのはもったいない
投稿の際、自身のアカウントをタグ付けするのは、プロフィール画面の投稿一覧とタグ付けされた投稿一覧のどちらにも同じ投稿が並ぶことになってしまいます。一時期、プロフィール誘導のために自身のアカウントをタグ付けする文化が流行したこともありますが、投稿には必ずアイコンが表示され、そのアイコンをタップすることでプロフィールにリンクできるため、自身のアカウントをタグ付けするのはできるだけ避けましょう。

プロフィールへの誘導は、投稿の最後にエンゲージメントを促す画像を挿入したり、キャプションにメンションで記載するのがオススメです。
企業アカウントでの効果的な使い方
企業アカウントでは、タグ付けとメンションを上手に活用することで、次のようなメリットが得られます。
タグ付け投稿で相手アカウントのタグ付けされた投稿一覧にも露出される
→タグ付けにより相手のプロフィールから自社アカウントの投稿へ誘導できる可能性が高まります。
ユーザーとのエンゲージメントが向上
→メンションなどで紹介してもらった方とのコミュニケーションを活性化し、ファンとの距離を縮められます。
投稿の拡散やシェアにつながる
→ストーリーズでメンションされると、インプレッションが高くなりやすいため、フォロワー外へのリーチが期待できます。
ユーザーに“自発的に拡散してもらう”仕掛けを用意しよう
Instagramでは、自分で投稿するだけでなく、「他者の投稿に登場する」ことも重要な拡散手段です。
タグ付けやメンションを活かしたキャンペーンを実施することで、アカウントの認知拡大とファンの定着が期待できます。特にタグ付けは、UGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)の向上にも繋がります。UGCが向上すれば、Meta社から優良なアカウントだと認識されて発見タブや検索での表示にも効果があると言われているので、タグ付け投稿のキャンペーンは積極的に実施できると良いかと思います。
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