印刷物における写真撮影のポイント
こんにちは!エムアイシーグループの営業企画本部のBig Mountainこと大山です。
今回は印刷物における写真撮影について述べさせて頂ければと思います。私自身写真撮影に立ち会うことがとても多いのですが、昨今はスマートフォンの普及により自身のスマホで撮影するという営業マンの方もとても増えてきているのではないでしょうか。
しかし、しっかりとした流れとポイントを押さえて撮影することにより写真の仕上がりや印刷物のクオリティの向上ひいては会社のブランディングにも繋がると考えています。
〜目次〜
商業写真について
広告写真について
撮影の流れ
撮影のポイント
商業写真について
私が今回お話しさせて頂く写真は一般的に商業写真と呼ばれるものになります。
写真の種類については様々な解釈がありますが、商業写真と芸術写真の2つに大別されます。
芸術写真とは明確な線引きがないですが、アート写真と言われる自身の世界観を表現した写真になります。
ここでは商業写真の種類について見ていきましょう。
・広告写真
チラシやパンフレットなどに掲載する事を目的とした商品やサービスの写真。
WEBなどに掲載するものも含まれます。商品やサービスのイメージ訴求、認知度拡大を目的としています。
・営業写真
多くがお客様から依頼されて撮影される写真。
結婚式の前撮りや家族写真(七五三や入学式)などの人生の節目に撮影されることが多いです。
履歴書などに使用する証明写真などもこちらの種類に含まれます。記念や保管を目的として撮影されることが多いです。
・報道写真
主に雑誌や新聞などで使用されることの多い写真。
目的として事実を正確に伝えなければならないので、補正などのレタッチは行わないことが多いです。
ここでは印刷物に使用されることの多い広告写真についてみていきましょう。
広告写真について
広告写真とはチラシやパンフレットなどの印刷物やWEB上での商品やサービスの写真の事を指しますが、
この中での種類をみていきましょう。
・物撮
単純に単品を次々と撮影していくことやイメージカットのような角版での撮影も含まれます。
切り抜きにするか背景を活かしたイメージカットにするかの判断が必要。
・モデル撮影
アパレル関係のようなモデルさん(洋服)がメインの撮影やモデルさんが商品、サービスに絡んだりする撮影。
撮影スタジオでの撮影やロケのような外での撮影があることも。ロケの場合は実際の場所を下見するロケハンを撮影と同じ条件で行う事が重要です。ロケの場合は撮影許可を取る事が必要な場合もあります。
・物件の撮影
建築や不動産関係で広告を行う時に撮影。
建売や注文住宅の場合やマンションなどのおおがかりな撮影の場合もあり。
日当たりの関係や外構など建築途中の物件を撮影することもありレタッチなどをすることが多いです。
・会社案内、採用関係の撮影
会社の建物だけでなく、職場の風景や日常の仕事の風景、採用パンフレットでは多くの社員の方が載ることも。入念なスケジュールの打ち合わせと職場の整理整頓も必要。多くの社員の方々の協力も必要な撮影となります。
撮影の流れ
ここでは当日の撮影までのスケジュールについて確認していきましょう。
・撮影内容の決定
どういった商品、サービスを撮影するのかを決定する。
先に挙げた撮影方法も検討していく。
・撮影スケジュール作成、カメラマン、モデル等の手配
撮影日を決めて逆算して打ち合わせの日、カンプの作成などのスケジュールを決定。
予め余裕を持ったスケジュールを作成することが必要です。
またカメラマンに関してはカットによって得意、不得意がありますので手配の際は注意しましょう。
・撮影ラフ、カンプの制作
撮影日が決まったらスケジュールに則り、撮影ラフ、カンプの打ち合わせをします。
クライアントさんの要望を踏まえカメラマンにも相談し納得のいくカットが撮影出来るようにカンプを作成します。
・撮影の立会い
当日の撮影はもちろん営業マンも立ち会います。
スケジュールとカンプなどを持ち、必要に応じてカメラマンのアシスタントやテストの協力
クライアント様への気遣いなど様々なところにアンテナを張って立会いに臨みましょう。
撮影のポイント
ここでは撮影立会いをするときのポイントについて見ていきましょう。
・天候
天候は全ての写真の出来を左右します。
置撮やスタジオは関係ありませんが、予備日を設定出来るようであれば天候も考慮し雨の日は必ず避けましょう。
・移動手段について
ロケ撮影の場合は車を出す必要がある事も考えられます。
撮影に立ち会う人数も把握し、場所によっては営業マンが車を出す必要があることも。
・撮影カットのチェック
大方の撮影ではクライアント様もチェックされると思いますが、営業マンも撮影カンプ通りに撮影されているかをチェックしましょう。汚れやシワがついていないかなどもこの時に確認しましょう。
撮影前にデータの形式をカメラマンに確認することも忘れずに!
エムアイシーグループでは撮影(モデル、カメラマン)の手配はもちろんのこと
撮影ラフ、カンプの作成からご相談も頂けます!お困りの際はお問合せ下さい。
エムアイシーグループをどうぞよろしくお願いします♪
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