印刷デザインプラス通信

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「擬似エンボス印刷」のしくみ

前回は「擬似エンボス印刷とは」を説明させていただきました。
今回はもう少し詳しい「仕組み」について記載させていただきます。


世の中の「エンボス」例1


通常、オフセット印刷のカラー印刷はC・M・Y・Kという4色のインキを使って表現をします。
色の3原色【青(C:シアン)】【赤(M:マゼンダ)】【黄色(Y:イエロー)】に加えて、【黒(K:スミ)】を補色として加えて4色という事になります。
(↓画像参照↓)


「青」(C:シアン)「赤」(M:マゼンダ)「黄色」(Y:イエロー)黒「K:スミ」


「擬似エンボス印刷」は、そこに印刷用の「ニス」を2種類加えて表現していきます。

つまり6色印刷(4色カラー+ニスA+ニスB)とも言えますね。

擬似エンボス印刷とは4色カラー+ニス+ニスを一度に刷って
「ツルツル」した光沢部分と、「ザラザラ」した部分を表現する
のです!
(↓画像参照↓)


擬似エンボス = 4色カラー+ニス+ニス=6色印刷!

こんな印刷機で6色を一度に刷ります。 (4色カラー+ニス+ニス) 注)順番はこの限りではありません。


なぜ、「ニス」を使うと擬似エンボスになるのかというと・・・?



当社のイラストレーターさんに、
ニスの印刷面だけを取り上げて、単純化した図を作っていただきました!
イメージとしては左の図のようになります。

ニス①「ハジキニス」の上に、ニス②「光沢ニス」が乗ると、
ニス同士がはじきあって、表面が凸凹状態になります。
そのままの凸凹状態で、インキに反応するUVランプを照射してニスを固めてしまいます(UV硬化させます)。
すると表面が凸凹した状態のまま固まり、ザラザラした触り心地の印刷面が出来あがります。

一方で、ニス②「光沢ニス」だけが乗っている部分は
ニスの名前の通り、表面が「ツヤツヤ」した光沢状態になります。

こうして、「ツヤツヤ」した部分と、「ザラザラ」した部分がそれぞれ出来上がり
擬似エンボスという表現が出来るのです!


・・・少々ややこしかったですが、「仕組み」おわかりいただけましたでしょうか?
●擬似エンボス = 4色カラー+ニス①+ニス②の6色印刷!
●ニス同士が反発しあってザラザラした部分を作っている!
●ツヤツヤとザラザラで擬似エンボスを表現している!
●擬似エンボスは「一度に」「印刷で」表現している!
まとめますとこんな感じでしょうか。

次回はこの擬似エンボスのメリットについて
あらためてお伝えしていきたいと思います。


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●UV印刷.jp
擬似エンボスのデータのつくり方などが載っています。
https://uv-print.jp/techguide/index.html

●擬似エンボスのしくみ
擬似エンボスについての仕組みを載せた過去記事です。
https://uv-print.micg.co.jp/entry-4.html