【動画】動画は動画を作る前にほぼ完成！？動画制作の流れをお話しします
こんにちは！以前、私が書いた記事を読んでいただいた方にとってはお久しぶりです。
このブログに帰ってきました、しゅが〜です。
今回から、改めて動画関係の話をメインに話をさせていただこうと思っています。
さて、早速今回の内容についてですが、今回は動画制作の流れについてです！
動画制作では、どういう工程があり、どこが重要なのかなどお話ししていくので、
この記事を読んでいただいて、動画制作の流れを知ってもらえたらと思います。
〜アジェンダ〜
ヒアリング・打ち合わせ
企画
シナリオ・コンテ作成
撮影
編集
ヒアリング・打ち合わせ
動画だけでなく、チラシなど広告物を制作しようとするときには、まず打ち合わせから始まります。
動画を制作する理由、目的（ゴール）は何か、動画を通して何を伝えたいのか、どんな人に伝えたいのかなど、を綿密に打ち合わせする必要があります。
依頼側と制作側の方向性が食い違っていると、後々修正など大きな問題に発展する可能性があります。そのためスタートの段階で双方の方向性を合わせ、依頼側にとっての目的（ゴール）に向かって進めるようにヒアリング・打ち合わせをしていく必要があります。
動画制作をしたいと考えられている方は、依頼される際は、ただ漠然と動画を制作したいではなく、動画を制作する目的（ゴール）だけでも事前に決めておくと、その後の話が進みやすくなると思います。
企画
動画制作において、動画の完成度を決める最も重要な工程が企画であり、動画制作者にとっても腕の見せ所でもあります。
ヒアリング・打ち合わせで決めた目的や内容を踏まえて、「何のために」「誰に」「どんなことを」どのように伝えるかを考えるのが企画であり、動画の目的と企画が一致していないと、いくら、かっこいい映像を撮影したり、素敵なアニメーションを作成したり、驚きのCGを作成しても、情報は正しく伝えられず、ただの映像作品になってしまいます。
シナリオ・コンテ作成
考えた企画を、目に見える形で具現化するのがシナリオ・コンテ作成になります。
企画で決めた動画の全体像に肉付けしていくことになります。ここで、ロケーションやキャスティングなどどういった撮影が必要か、セリフやナレーション、BGMなどの必要性もこの段階で決めていきます。
この後の撮影、編集が始まっていくと、取り返しがつかないこともあるため、コンテの段階で、動画の全体像から詳細な動きまでを、後々ブレていかないように、しっかりと調整していく必要があり、コンテで一度動画は完成させるイメージで進めていく必要があります。
また、絵コンテが主流ですが、段階や必要に応じてVコンと呼ばれる動画によるコンテもあります。
撮影
コンテが完成したら、実際に動画制作に向けて進んでいきます。
企画によっては撮影が必要ない場合は、この過程はスルーされていきますが、必要な場合は、コンテで決めた流れに沿って撮影をおこなっていきます。
撮影は、最近ではスマートフォンのカメラの性能もどんどん上がっており、誰でも撮影をできる環境になってきていますが、品質をあげようと思ったら、カメラ、照明などの機材はもちろん必要で、それを扱えるプロに任せる必要があります。
また、撮影は撮影地やキャスティングなどの関係で取り直しが困難になる可能性が高いため、コンテに沿った撮影を漏れなくおこなう必要があります。
私個人としては、撮影も行っており、やはり取り直しが難しい上に、一発本番の要素も強いため、動画制作の中で一番緊張する工程になります。
編集
撮影まで終わると、いよいよ編集作業になります。編集作業は、当たり前ですが、撮影した映像を切り取ったりつなげたり、テロップやアニメーション、BGMやSEといった音を入れていき、実際に動画にしていく作業です。
動画は、基本的には、1秒間に約30枚の写真が連続して流れることで映像として見える仕組みになっています。（簡単にいうとパラパラ漫画の要領になります）その1枚1枚を映像業界では1fps（フレームレート）と言いますが、動画編集では、1fpsずつ動きの調整を行なっていく必要があり、たった数秒の動画でも、1/30秒の世界で細かい編集が行われているため、みなさんが思っている以上に時間のかかる作業になります。
おわりに
編集し動画が完成したら、チェックを行い、無事OKが出れば納品となります。少し前まではDVDに焼いての納品もありましたが、最近ではデータでの納品が主流になってきています。
というわけで、こうした流れで動画は制作されています。動画制作において、撮影、編集までの段階が重要で、ここまでで実質形として完成するかどうかで、品質も制作効率も大きく変わってくるので、動画制作を依頼したいと思われてる方は、参考にしていただけたらと思います。
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