【ラミネートの種類を解説!】ラミネート加工のすすめ
こんにちは!
愛知県西尾市エムアイシーグループ サポートチームの山口です^^
ラミネートは印刷物の耐久性を向上させる加工技術です。メニュー表やカード、ポスターにラミネートを施すことで、汚れや折れ、水濡れなどから印刷物を守ることができます。このブログではラミネートの種類や実際の活用事例など、さまざまな視点からラミネートの魅力を解説します。
目次
・ラミネートとは?
・ラミネートの種類
・ヒートラミネートとコールドラミネート
・マットラミネートとグロスラミネート
・ラミネートフィルムの厚さ
・ラミネートの活用事例
・メニュー表でのラミネート活用
・カードでのラミネート活用
・店内POPでのラミネート利用
ラミネートとは?
ラミネート加工は、薄いフィルムで印刷物を挟み、耐久性を向上させる加工の1つです。ラミネート加工をすることで水濡れや汚れなどから印刷物を守るため、長期間にわたり美しさを維持できます。パウチ加工と呼ばれることもある加工方法です。
ラミネート加工以外にも、PP貼やUVニス印刷も耐久性を上げる加工として使用されています。
PP貼加工については「PP貼りと類似加工の違いって何?役立つ知識を大公開」https://uv-print.micg.co.jp/entry-288.html、UVニス印刷については「UV印刷とは一体なんのこと?UV印刷で可能な手法やメリットデメリットを紹介」https://uv-print.micg.co.jp/entry-236.htmlで詳しく説明しているので、ぜひご覧ください。
ラミネートの種類
ヒートラミネートとコールドラミネート
ヒートラミネート
ヒートラミネートはフィルムに熱を加えて印刷物に貼り付け、フィルムで印刷物を包むラミネート加工方法です。高温でフィルムを印刷物に融着させることで、強固で密着性の高いラミネート効果が得られます。主に大量印刷や高品質の仕上げが求められる場面で利用されます。
コールドラミネート
コールドラミネートは、加熱を必要としないラミネート加工方法です。フィルムと印刷物を圧力で接着させるため、ラミネーター機械が不要で一般の方でも手軽にラミネート加工ができます。100円均一などで販売されている手貼りラミネートフィルムはコールドラミネート用のフィルムです。熱を加えずにラミネート加工ができることから、感熱紙に印刷されたチケットなどのラミネート加工や少部数でサイズの小さい簡易なラミネート仕上げに使われます。
エムアイシーグループは、ヒートラミネート・コールドラミネートどちらも対応できるラミネーター機を導入しています。綺麗にラミネートを仕上げたい場合は、お気軽にご相談ください。
https://www.micg.co.jp/contact/
マットラミネートとグロスラミネート
マットラミネート
マットラミネートは、艶消しのマットタイプラミネートフィルムを使用したラミネート加工です。光の反射が少なく、中の印刷物が見やすく仕上がります。写真などのカラー印刷が落ち着いた雰囲気に仕上がるため、高級感のある上品な仕上がりになるのも特徴です。高輝度な照明を使用する美容室などのメニュー表で使われることが多いラミネートです。
グロスラミネート
グロスラミネートは、表面が光沢のある仕上がりになるラミネート加工です。色彩が鮮やかで印象的な仕上がりになります。写真を綺麗に見せたい場合や彩度が重要な場合など、視覚的な引き立てが必要な印刷物に適しています。一般的なラミネート加工はこのグロスラミネートで行われています。
ラミネートフィルムの厚さ
一般的なラミネートフィルムの厚さは100ミクロンで、他には75ミクロン、150ミクロン、250ミクロン、350ミクロンの厚さのフィルムが一般的に入手しやすいフィルムとして用意されています。
フィルムが厚いほど、ラミネートの耐久性が向上します。フィルムの厚さは柔軟性や硬度にも影響を与えます。薄いラミネートは柔軟で折り加工も可能なため、二ツ折のメニュー表にも対応できます。厚いラミネートは硬く折り加工は出来ませんが、曲がらずに真っすぐ設置することができるので商品売り場などに設置するPOPに適しています。
ラミネートの活用事例
メニュー表でのラミネート活用
飲食店のメニュー表は手に触れる機会が多く、水がこぼれたり、油がはねたり、ソースが付いたり、破れたりすることがあります。ラミネートを使えば、メニュー表を水や汚れから守ることができ、清潔で見やすい状態を維持できます。ラミネートの光沢感を活かして、料理の写真をより美しく映えさせることもできます。
ラーメン店ではメニュー表が油でヌルヌルしてくることもありますが、ラミネート加工をしていればテーブルを拭くついでにメニュー表も拭くことができるので、常に清潔な状態を保つことができます。
カードでのラミネート活用
ケースから出し入れすることの多いカードもラミネートを施すことでしっかりとした質感を保ち、長く綺麗にご利用いただけるカードになります。
ラミネート加工された診察券を見かけることもあるかと思います。ラミネート加工後に氏名を記載できるように、片面のみ文字が書けるマット調の加工がされたラミネートフィルムもございます。
店内POPでのラミネート利用
店内POPは商品やキャンペーンの宣伝に欠かせません販促ツールです。ラミネート加工をすることで見やすく丈夫なPOPを作成することができます。また、ラミネートは完成品の印刷物をパウチする後加工なので、頻繁に変更される情報にも柔軟に対応できます。
カッティング加工で星形や吹き出し型などの変形POPを作成すれば、より目立ったPOPで商品を効果的にPRすることができます。
まとめ
ラミネート加工に関する基本的な知識について紹介しました。
お客様の利用シーンに合った最適なラミネート加工を提案することで、印刷物の品質向上をお手伝いいたします。ラミネートに関するご質問やご相談がございましたら、エムアイシーグループまで、お気軽にお問い合わせください。
https://www.micg.co.jp/contact/
エムアイシーグループをどうぞよろしくお願いします♪
擬似エンボス・ニス・UV印刷やPP加工などの特殊印刷が得意な印刷・広告会社です。
広告、印刷、パンフレット・クリアファイル制作などお気軽にご相談ください♪
ページ下部にて問い合わせフォームがございます。
<おすすめ記事>
●「擬似エンボス印刷とは!?」「擬似エンボス印刷のしくみと特徴!」
https://uv-print.micg.co.jp/entry-3.html
https://uv-print.micg.co.jp/entry-4.html
●【擬似エンボス印刷 制作データ(ニス版)の注意点とコツ
https://uv-print.micg.co.jp/entry-12.html
●擬似エンボス印刷のデータ作成についてのまとめ
https://uv-print.micg.co.jp/entry-60.html
●削りカスの出ないスクラッチカード(白スクラッチ)の仕組みを徹底解剖!
https://uv-print.micg.co.jp/entry-169.html
●商品券・クーポン券の偽造防止対策を解説します
https://uv-print.micg.co.jp/entry-312.html