(補足・追記)「印刷の種類」
前回、「印刷の種類」を書かせていただきましたが、あまりに「表」がヒドいという事で、周りの方にアドバイスをいただいて作り直しました!!(笑)
改めて印刷の種類をまとめた「表」です
小ロット(100部以下) | 大ロット(1万部以上) | 品質の安定性 |
主な印刷物の例 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
オフセット印刷(オフ輪・輪転) | × |
◎ | ○ | 新聞、折込チラシ、フリーペーパー | スピードは随一 |
オフセット印刷(枚葉・平台) | △ | ○ | ◎ | カタログ、会社案内、冊子 | 現在最も主流か |
グラビア印刷 | × | ○ | ◎ | 雑誌、写真集、紙幣 | 高級、美しい |
シルク印刷 | 〇 | △ | 〇 | Tシャツ、ステッカー、工業製品 | 印刷対象の幅が広い |
オンデマンド印刷 | 〇 | × | × | 名刺、プレゼン資料、カード | 版が要らない |
インクジェット印刷 | 〇(1~10部程度) | × | × | ポスター、パネル、壁紙 | 超大型のものまである |
活版印刷 | 〇 | × | △ | 名刺、ハガキ、1色もの | 活版女子で話題に |
どうでしょう?
まず種類が多いものを横軸に並べてはダメでしたね。
それぞれのもう少し詳しい説明は、前回の「印刷の種類」にて!!
前回も少し触れましたが、もちろん種類はコレだけではありません。
印刷する対象物が何なのか(紙なのか、ファイルなのか、ゴルフボールなのかなどなど)によって印刷方式を選ぶ場合もありますし、印刷する数量や納期、色数に応じて変更する場合もあります。またデザインによっても変わる場合もあるのです。
加えて、印刷方式が決まった後でも、ポスターなんかは長く掲載するものなのかどうかでインキの種類を変えたり、冊子も繰り返し使うのかどうか表面保護をするのか・製本方法はどうするのが良いかなども相談したりします。
なのでデザインだけで発注する会社を決めるのではなくて、お付き合いのある印刷会社の方も一緒になって「どんなものを」「どれくらいの量」「いつまでに」「誰あてに」「どの程度の納期で」などなどたくさんの事を打ち合わせしながら決めていただければ幸いです。