【DMを安く送る方法は?】DMの送付方法を徹底解説!
こんにちは!
愛知県西尾市エムアイシーグループ サポートチームの山口です^^
以前、「DMデザインのコツとは?制作ステップ・構成のポイントを解説」というブログをUPしましたが、ご覧いただけましたでしょうか?
今回は販促担当者さま必見のDMの送付方法について、なるべく費用を押さえる方法を徹底解説していきます。「出来るだけ多くの情報を届けたいけれど、なるべく費用は抑えたい」という販促担当者さまのお悩みを解決するヒントになれば幸いです。
目次
・DM(ダイレクトメール)とは?
・DMの種類と割引
・第一種郵便(手紙)・第二種郵便(はがき)
・広告郵便
・ゆうメール・クロネコDM便
・DM発送代行業者を使うメリット
DM(ダイレクトメール)とは?
個々人あるいは法人宛に商品案内やカタログを送付する方法による宣伝 (販促) 手段、あるいは営業支援の仕組み。
日本国内におけるDMの種類
・第1種(定型・定型外郵便 定形・定形外郵便物のサイズ・重さについて)、あるいは第2種(はがき はがきの種類)
・広告郵便 - 郵便局に広告郵便物扱いの申請を出し、割引の適用を受けるもの。
・ゆうメール - 旧冊子小包、競合他社のメール便に対抗して作られたサービス。
・メール便 - ヤマト運輸のクロネコDM便、佐川急便の飛脚メール便など。
- Wikipediaより
DM(ダイレクトメール)は、個人または法人に向けて直接送られる媒体のことです。上記で分かる通り、DMには様々な送付方法があります。たくさんある送付方法の中で、どの方法を選択すれば良いか迷ってしまいますよね。それぞれの送付方法について詳しく知ることで、自社のDMにマッチするものがどれか見えてくると思います。
DMの種類と割引
第一種郵便(手紙)・第二種郵便(はがき)
<第一種郵便とは>
第一種郵便とは、封書・郵便書簡のことです。封筒に入っている一般的な手紙類はこれに該当します。
<第二種郵便とは>
第二種郵便とは、はがきのことです。郵便局で販売されている官製はがき(通常はがき・往復はがき・年賀はがき)の他に、切手を貼ったり、料金別納マークを印字して送付する私製はがきもこれに該当します。
第一種郵便物のポイントは、定形郵便物・定形外郵便物(規格内)・定形外郵便物(規格外)で料金が細かく分かれていることです。
DMによく使われる封筒サイズですと、長3封筒(A4を三ツ折したものが収まるサイズ)は定形郵便物、角2封筒(A4が折らずに収まるサイズ)は定形外郵便物(規格内)に分類されます。また、重さによってもサイズが変わるため、長3封筒であっても、重さが50gを超える場合は定形外郵便物になります。
そして、定形郵便物・定形外郵便物の中でも、さらに重さで料金が変わります。
同じ長3封筒のDMでも、重さが25g以内であれば1通84円、25gを超える場合は50g以内であれば1通94円、50gも超える場合は定形郵便(規格内)となり、さらにその重さで1通120円~580円と料金が変わります。
第二種郵便物である「はがき」は1通63円、往復はがきは126円で送付できます。郵便局で販売している官製はがきではなく、自分で用紙を用意して切手を貼ったり、料金別納マークを印字して送る私製はがきであれば、官製はがきよりサイズを少し大きくすることも出来ます。はがきはサイズが最大154×107mm・最小140×90mm、重さが2~6g内であればよく、官製はがきは148×100mm、私製はがきは一般的に148×105mmで作成されます。
<第一種郵便・第二種郵便を安く送るポイント>
1.区分郵便割引を利用する
同時に2,000通以上差出す場合は、郵便区番号ごとに仕分けをすると郵便割引が適用されます。その割引率は、差出通数と区分方法( 受取人の住所または居所の郵便区番号ごと・差出郵便局が指定する郵便区番号ごと)によって異なり、1~6%の割引が受けられます。
2.送達猶予を設ける
区分郵便割引に加えて、さらにお得に出したい場合は、送達猶予を設けることで郵便割引率が加算されます。送達に3日の余裕を承諾して差出す場合は区分郵便割引率に+2%の割引が適用されます。
送達猶予を設ける場合は、料金別納・後納マークを下記のように送達猶予が分かる表示形式にする必要があります。
3.バーコードを印字する
2,000通も送らない場合も、1,000通以上の同時差出しに使える郵便割引があります。それが、バーコード付郵便割引です。受取人の住所等を表す所定のバーコードをDMの宛名面に印字すれば、3%の割引が適用されます。
バーコード付郵便割引は区分仕分けをしなくても適用されるため、1,000通以上を同時に差出す場合は宛名を印字する際にバーコードもあわせて印字すると良いでしょう。もちろん、上記の区分郵便割引・送達猶予による特別割引と併用して割引を受けることも可能です。
広告郵便
広告郵便とは、第一種郵便または第二種郵便(手紙またははがき)で、商品やサービスなどの広告を目的に1回で2,000通以上を投函する場合に使用できる郵便割引が適用された郵便物のことです。差出通数などの条件によって、8%~43%の郵便割引が適用されます。
<広告郵便の注意点>
1.事前の申請&郵便局の承認が必要
広告郵便は、事前に郵便局に申請を出して、承認をもらう必要があります。DMを印刷する前に、郵便局に掲載内容と印刷物の見本(重さや大きさが分かるもの)を広告郵便物承認請求書と一緒に郵便窓口で提出する必要があります。提出から1週間程度で郵便局から承認書が届くので、差出の際は承認書も一緒に郵便局に提示します。
広告郵便には、広告を主目的としない暑中見舞いや広報誌、総会の案内、求人広告などは該当しません。セールの案内や新商品の販売会などの広告内容でないと承認が下りないので注意が必要です。
2.差出通数は2,000通以上&区分仕分け・送達猶予が必要
1回で2,000通以上を差し出す場合でないと、広告郵便割引は使用できません。また、郵便区番号ごとの仕分けも必要です。仕分けの際は、承諾する送達日数に応じて3日なら「特割」、7日なら「特特」と朱書きした紙をそれぞれの束に付けてひとまとめにします。
広告郵便割引とバーコード割引は併用できるので、バーコードを印字した広告郵便にすれば、最低でも11%の郵便割引が適用されてお得にDMを送ることができます。
<広告郵便をさらにお得にするポイント>
V折・Z折の圧着ハガキにする
広告郵便は第一種郵便、第二種郵便に該当する広告物の郵便であれば使用できますが、第二種郵便(はがき)の方が、郵便料金は安いです。はがきサイズでは、掲載内容が限られてしまって困る…という方は、V折(二ツ折)やZ折(三ツ折)の圧着ハガキにすれば、掲載できる紙面のサイズは2倍、3倍になります。通数が増えるほど、印刷代よりも郵送代の方が費用がかさみます。封筒タイプのDMと圧着ハガキタイプのDMで迷う場合は、印刷代と郵送代の両面から費用を検討してみると良いでしょう。
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ゆうメール・クロネコDM便
<ゆうメールとは>
ゆうメールは、重さは1kgまで、サイズが340×250mm以内、厚みが30mm以内の荷物を送ることができる送付方法です。厚みのあるパンフレットや会報誌などを送るのに適しています。送料は全国一律料金で重さによって異なり、150gまでは180円、1番重い1kgまででも360円で送付できます。
<ゆうメールの注意点>
1.差出時、中身(内容品)が確認できるようにする必要がある
ゆうメールは郵便局への差出し時に中身が分かるようにしなければなりません。封筒の口を一部を開けておいたり、透明な封筒(OPP袋)に封入をするなどの工夫が必要です。そのため、ゆうメールで送られるDMの多くはA4ハガキタイプや、OPP袋に封入するタイプが多くなっています。
2.信書は送れない
総務省が示している信書のガイドラインでは、ダイレクトメールについて、「文書自体に受取人が記載されている文書」「商品の購入等利用関係、契約関係等特定の受取人に差し出す趣旨が明らかな文言が記載されている文書」は信書に該当するとされています。その為、「●●様」「●●会 会員様」と記載されているようなDMは信書に該当してしまいます。
そんなこと言ったら、ゆうメールでDMは送れないよ…となってしまいますが、そこはご安心ください。ゆうメールでは、「内容物に関する簡単なあいさつ状」「添え状や送り状」は同封することができるとしています。なので、送りたい広告郵便物に添付する宛名付きの簡単な挨拶文であれば、同封も可能です。信書に該当してしまうか心配な内容は、事前に取扱い郵便局や代行業者に確認・相談をしておくと安心です。
<ゆうメールを安く送るポイント>
発送代行業者を利用する
上記でゆうメールの定価をご紹介しましたが、ゆうメールは発送代行業者を利用すると定価よりも安くDMを発送することができます。発送代行業者は、日本郵便と大口特約契約を交わしているため、ゆうメール料金を通常よりも安く提供することができるのです。その料金は発送代行業者が利用する郵便局の配達統括局内かどうか、通数によって変わります。
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<クロネコDM便とは>
クロネコDM便は、重さ1kgまで、サイズは3辺の合計が600mm以内、最長辺が340mm以内、厚さ20mm以内の荷物を送ることができる送付方法です。ゆうメール同様、厚みのあるパンフレットや会報誌などを送るのに適しています。送料は全国一律料金で、ヤマト運輸と契約をしている法人または個人事業主のみが利用でき、その料金も契約によって変わります。上限金額は1通167円です。
ゆうメールとの違いは、差出し時に中身を見えるようにする必要が無いこと。信書はゆうメール同様、送ることができません。
DM発送代行業者を使うメリット
送料が安くなる可能性がある
上記のゆうメールを安く送るポイントでも記載しましたが、ゆうメールの大口特約契約やクロネコDM便の法人契約により、一般の方が普通に投函するよりも送料が安くなる可能性があります。クロネコDM便はヤマト運輸と契約していなければ利用することもできないので、安くDMを送る選択の1つとして発送代行業者を利用することも是非検討してみてください。
DM発送の作業時間短縮と業務効率化
第一種郵便や第二種郵便で利用できるバーコード印字による割引や区分仕分けの割引、広告郵便の申請など、DMを安く送るためにはノウハウや手間をかける必要があります。DM発送の送料を押さえるために、手間が増えてしまっては本末転倒です。作業に慣れていないスタッフによる封入や仕分けミスが生じると本来の業務が滞ってしまうことも考えられます。DM発送のノウハウがある発送代行業者に依頼した方が、DM発送も迅速に進み、業務も効率化して結果的には安く済むこともあることを覚えておくと良いでしょう。
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