【オンデマンド考察】オンデマンド印刷の将来性
お久しぶりです。エムアイシーグループの叶です。
本ブログにて僕がオンデマンド印刷に対して想うことをつらつら綴っていきます。
今回はその第3弾。オンデマンドの将来性についてです。
※今回の内容は希望多めの内容となっております。ご了承ください。

未来のオンデマンド機 イメージ
(Adobe Fireflyにて作成)
現在のオンデマンド印刷機の現在について想うこと
最近、某メーカー様のショールームや、某メーカー様主催の展示会などに参加させていただきオンデマンド印刷機を見る機会があります。第一印象は様々なメーカーから白トナーが出てきているなということです。白トナーがあることで地の色(紙色)に白抜き文字ができたり、透明原反に印刷することで小ロットのクリアファイルを作れたりするのではないかと思います。またデザインの幅も格段に上がり、よりオシャレなショップカードや名刺などが作れるのではないかと思います。他にもピンクやオレンジなどの特色が印刷できたり、名刺サイズにカットして出てくるなど、各メーカーからさまざまな機能が追加されており、今までよりもさらにオンデマンド印刷機で完結できるようになっているなと感じています。
オンデマンド印刷機の可能性について想うこと
僕がオンデマンド印刷に携わった当初は表裏の見当も合わない、スピードも遅い、色の再現性も微妙といったものでした。何よりも「安かろう悪かろう」という風潮があり、到底オフセットには敵わないものでした。しかし現在はオンデマンド印刷機の精度が上がってきており上位クラスのオンデマンド印刷機でいえばオフセットと同じような品質のものが印刷できるようになってきています。また以前までは少し特殊なことをするためには小ロット(部数)でも外注に依頼したり、わざわざオフセットを動かしたり、それ専用の機械を買ったりする必要がありました。しかし上記のように、さまざまな機能が追加されていることでオンデマンド印刷機だけでできることの幅が広がっています。実際にオフセットを無くしてオンデマンド印刷機を複数台使用して仕事を回している会社さんもあるようです。小ロット・多品種、短納期・低コストなどの印刷需要が増えている現在、より柔軟に対応できるオンデマンド印刷機に、さらにたくさんの機能がつけられ、オンデマンドのみで何でもできるようになり、今後の主力機となっていくのではないかなと思います。
21XX年 ある日のひとコマ 〜いつかどこかの印刷博物館にて〜
------------------------いつかどこかの印刷博物館にて------------------------
子ども:「お父さん、これ何?ロボット?」
父親:「これはね、“枚葉機”っていって、昔の印刷機なんだよ。」
子ども:「マ・イ・ヨ・ウ・キ…?こんなので印刷してたの?」
父親:「うん、今はオンデマンド印刷機というもので簡単に印刷できるけど、昔は職人さんがいろいろ調整して印刷していたんだ。」
子ども:「じゃあ、これはもう使わないの?」
父親:「もうほとんど使わないけど、こういう機械があったから、今の技術もあるんだ。」
子ども:「へー…。昔の機械って何かカッコイイね!」
オンデマンド印刷機を使わせていただいている身としては自分が携わっている機械が主力機になっている。そんな未来を見てみたい気がします。
本ブログが何かのヒントになれば幸いです。
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