エコ印刷が企業価値を高める!CSR時代の新しいブランディング戦略とは?
こんにちは!
愛知県西尾市エムアイシーグループ サポートチームの山口です^^
近年、企業に求められる社会的責任(CSR)は、単なるトレンドではなく、企業の信頼性とブランド力を左右する重要な要素となっています。その中でも、環境への配慮がますます注目される中、「エコ印刷」が新たなブランディングの鍵を握っています。環境に優しい素材や技術を取り入れた印刷物は、企業のサステナビリティな取り組みを体現し、顧客やパートナーからの評価を大きく向上させます。この記事では、エコ印刷がどのようにして企業価値を高め、CSRの実践に貢献するのかをご紹介します。
目次
・エコ印刷とは?
・サステナビリティ時代における企業のCSRとエコ印刷の関係
・エコ印刷の具体的事例と環境に配慮したノベルティの紹介
・エコ印刷を取り入れるためのポイントと実践方法
エコ印刷とは?
エコ印刷とは、環境に配慮した紙やインキ、印刷技術を使用して印刷を行う手法のことです。具体的には、再生紙や森林認証紙の使用、ベジタブルインキなどの植物由来インキの使用、水やエネルギーの消費を最小限に抑える印刷プロセスを採用する例が考えられます。
エコ印刷のメリット
- 環境への貢献
- 企業のイメージ向上
- CSR(企業の社会的責任)の実践
エコ印刷の主なメリットは、地球環境に優しいだけでなく、企業がサステナビリティを実践する姿勢を顧客にアピールできる点にあります。SDGsという言葉の普及とともに、消費者がエコ意識を高める中、企業の印刷物に環境への配慮があることは、ブランドイメージの向上や顧客からの信頼獲得に大きく貢献します。エコ印刷を採用することは企業のCSR活動の一環にもなります。
サステナビリティ時代における企業のCSRとエコ印刷の関係
企業が環境問題に取り組むことは、単に社会的責任(CSR)の一環としてだけでなく、ブランド価値の向上や長期的な競争力強化にもつながります。特に、エコ印刷は持続可能な企業活動の一環として採用しやすく、以下のような具体的な効果を期待できます。
CSR活動の可視化
企業が環境保護を掲げたCSR活動を実施する場合、印刷物に「再生紙使用」や「植物性インキ採用」といったエコラベルを付けることで、顧客に対して具体的な取り組みを分かりやすく伝えられます。これにより、企業の取り組みが透明化され、信頼度が向上します。
社会的評価の向上
環境配慮型印刷を積極的に取り入れることで、企業は持続可能な社会の実現に向けたリーダーシップを示すことができます。特に、環境問題に敏感な消費者層にアピールしやすく、社会的な評価を高める効果が期待できます。
法令や規制への対応
世界的に環境保護への関心が高まっている中、企業は各国の環境関連法令に準拠することが求められています。エコ印刷の導入は、こうした規制に対応する手段の一つとして、企業のリスク回避にも役立ちます。
ステークホルダーとの関係強化
取引先や投資家、従業員に対しても、エコ印刷を取り入れることで企業のサステナビリティに対する姿勢を示せます。これにより、長期的な信頼関係の構築や、企業の評判向上が期待できます。
エコ印刷の具体的事例と環境に配慮したノベルティの紹介
エコ印刷の具体的事例
環境に配慮したエコ印刷の具体的事例には、ベジタブルインキ(植物油インキ)を使用することで化石燃料を使わない環境に優しい印刷手法があります。他にも、生物由来のバイオマス資源を活用したインキを使用する印刷や、揮発性有機化合物を含まないNON-VOCインキを使用したUV印刷、通常のオフセット印刷で使用する湿し水を使用しない水なし印刷も環境に優しい印刷手法として挙げられます。
NON-VOCインキを使用したUV印刷については「【エコ印刷】地球に優しいNON-VOCインキを使用したUV印刷をご紹介【SDGs】(https://uv-print.micg.co.jp/entry-145.html)」で詳しく解説しています。
また、再生紙の使用やリサイクル適正資材を使うことも、用紙を無駄にしない資源活用のエコ印刷の1つです。リサイクル適正資材を使用した印刷物の作成と分別回収の促進は国のグリーン購入法にも採用されています。他には、適切な森林管理がされていると認められた森林から収穫された原料を使用したFSC認証紙の使用も有効です。
エコ印刷の用紙については「エコな紙とは?種類や選択すべき理由、選定ポイントなどを解説(https://uv-print.micg.co.jp/entry-290.html)」でより詳細にご確認いただけます。
海洋プラスチック問題の解決に向け、作成する印刷物の脱プラスチックや減プラスチックも注目されています。
プラスチックスマートについては「【プラスチック・スマートって何?】印刷物での取り組み事例を紹介します(https://uv-print.micg.co.jp/entry-287.html)」で詳しく解説、減プラスチックについては「紙なの?紙じゃないの?合成紙の世界(https://uv-print.micg.co.jp/entry-238.html)」でも触れていますのでご確認ください。
エコノベルティの紹介
エコノベルティは、企業の環境への取り組みを象徴する重要なツールです。再生プラスチックで作られたボールペンや竹繊維とプラスチックを配合したバンブー製品など、持続可能な素材を使用したアイテムが多数つくられています。これらのノベルティは、企業のロゴやエコメッセージを印刷して配布することで、エコ意識を伝える強力なプロモーションアイテムになりますし、エコノベルティを導入することにより、環境に配慮する企業としてのブランディング効果が高まり、顧客や取引先からの信頼度を向上させることができます。
<エムアイシーグループがオススメする脱プラスチックなエコノベルティ4選>
- 紙ファイル
- 紙クリップ
- バタフライカップ
- 紙うちわ
各ノベルティの詳細については、以下の記事をご覧ください。
▼紙ファイル
サステナブルな紙製クリアファイル(https://uv-print.micg.co.jp/entry-304.html)
▼紙クリップ
ちょっとecoなご提案 「オリジナル紙クリップ」(https://uv-print.micg.co.jp/entry-156.html)
ぬりえでつくる♪オリジナル脱プラ文具(https://www.micg.co.jp/works/entry-294.html)
▼バタフライカップ
【脱プラ推進】バタフライカップのご紹介(https://uv-print.micg.co.jp/entry-163.html)
▼紙うちわ
【NEWアイテム紹介】擬似エンボス×ECOノベルティ(https://www.micg.co.jp/news/entry-290.html)
カーボンオフセットの事例
カーボンオフセット印刷は、印刷プロセスで発生するCO2排出を植林をすることで削減・相殺する取り組みです。エムアイシーグループでは「お客様とともに環境活動」をテーマに、NGO法人と協同でバングラデシュでの植林に寄付をし、カーボンオフセットをする活動を行っています。
会社案内などのパンフレットや商品カタログ、販促物の印刷にカーボンオフセットを適用することで、CO2の排出を削減・相殺する環境に配慮した取り組みは、企業の社会的責任を明確に示すとともに、エコ意識の高い顧客層に対する信頼性を高める効果があります。
エムアイシーグループのカーボンオフセット印刷について、詳しくは「植林事業(カーボンオフセット印刷)https://www.micg.co.jp/company/environment.html」をご覧ください。
エコ印刷を取り入れるためのポイントと実践方法
エコ印刷は単に環境に配慮するだけでなく、コストや品質を確保する必要もあります。エコ印刷を効果的に実践するためのポイントを4つ紹介します。
1.使用資材の選定
エコ印刷を実践するには、まず資材の選定が重要です。再生紙やFSC認証紙、植物性インキやバイオマスインキなどの印刷資材を選ぶ際は、コストや仕上がりを考慮して最適なものを見つける必要があります。エコな紙やインキを使用していても、デザイン性や耐久性が保てず、すぐに廃棄することになってしまっては逆にエコではなくなってしまいます。そのため資材の選定は重要なポイントとなります。
2.印刷手法の検討
エコ印刷を実践する際に考慮すべき点として、印刷手法も重要な工程です。NON-VOCのUV印刷や水なし印刷などのエコ印刷手法を選択することも重要ですが、作成する部数によって最適な印刷手法を選択することも非常に重要です。短納期・少部数の印刷物にはデジタル印刷の方が適しており、余分な在庫や廃棄を最小限に抑えることもエコな印刷の一つです。
3.エコラベルの活用
エコ印刷を取り入れたら、その取り組みをお客様や取引先にアピールするために、エコラベルや認証を積極的に活用することが重要です。具体的には、FSC認証やグリーンプリンティングなどの認証マークを印刷物に表示することで、企業の取り組みを可視化できます。
エコラベルについては「環境に配慮した印刷物に入れたいエコ印刷マークの種類をご紹介します(https://uv-print.micg.co.jp/entry-285.html)」で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
4.費用対効果の検討
エコ印刷は、通常の印刷と比べてコストがやや高い場合もありますが、長期的には環境負荷の軽減やブランド価値の向上が見込めます。こうした費用対効果を慎重に検討し、自社に最適な印刷の方法を選ぶことがエコ印刷成功の鍵です!
まとめ
エコ印刷は、企業のCSR活動やサステナビリティの推進に貢献するだけでなく、顧客や取引先に対して環境意識の高さをアピールできる強力なツールです。さまざまな方法でエコ印刷を取り入れることで、ブランド価値を向上させつつ、持続可能な社会への貢献を実現できます。
エコ印刷の導入や環境配慮型ノベルティにご興味がある場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。SDGsエバンジェリストの弊社営業がお客様に最適なエコ印刷をご提案させていただきます!
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擬似エンボス・ニス・UV印刷やPP加工などの特殊印刷が得意な印刷・広告会社です。
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<おすすめ記事>
●【コラム】SDGsエバンジェリストを知っていますか?【SDGs推進】
https://uv-print.micg.co.jp/entry-171.html
●西尾市のみんなのSDGs活動を紹介するサイト「SDGs17にしお」
https://sdgs-17nishio.jp/