販促物デザインで差別化を図る!販促物制作に必要なポイントとデザインの注意点を解説
販促物は、販売を助けるための重要なツールになります。販促物の良し悪しを決める重要なポイントとして、デザインが挙げられます。しかし、いざデザインとなると難しく考えすぎて、分からなくなってしまうのではないでしょうか。本記事では、販促物の目的や役割について解説するとともに、オリジナルの販促物デザインを考える際の注意点を紹介します。
目次
・販促物のデザインで押さえたいポイント
・販促物のデザインを決める際の注意点
・販促物制作の流れ
・ポイントと進め方を押さえて、効率的・効果的な販促物を作ろう
販促物のデザインで押さえたいポイント
販促物とは、消費者に提供する商品やサービスの存在を知ってもらう、もっと知りたいと思ってもらう、といった商品あるいはブランド訴求を目的として制作されるツールです。
販促物についての詳しい解説は「販促物の選び方に迷ったら?目的別に選ぶ販売促進のためのヒント」をご覧ください。
販促物のデザインを考えるにあたり、大枠として押さえておきたい基本は2つになります。
目を引くデザイン
せっかく販促物を作成しても、目を引かなければ誰にも気づかれないため、目を引くデザインであることが重要になります。
ジャケ買い、パケ買いといわれるように、商品パッケージの見た目に引かれて商品や本を購入してしまったことはないでしょうか。それと同様で、デザインのセンスが気に入ったという理由で手に取ってもらえる効果を狙います。変に奇抜にしすぎるよりは、提供する商品やサービスのコンセプトを明確にし、伝えるイメージを統一することが大切です。
商品はどのようなイメージか?ターゲットは誰なのか?そのターゲットが好きな色は何か?など、様々な角度から商品やサービスのコンセプトを見直してみましょう。
適切なデザインがなかなか思い浮かばない場合は、一般的に見て好感度が高く、受け入れられやすいデザインを考えてみます。例えばレトロなテイスト、風景などのデザインを取り入れてはいかがでしょうか。
レトロなテイストは、先人が考えたデザインや、過去に世に出ていたデザインから学ぶものがあるでしょう。おしゃれなレトロデザインはかえって新鮮に見えることもありますが、古臭さとの見極めも必要になります。
風景は人の心を安らかにし、ストレスを和らげる効果があると言われているため、多くの人によい印象を与えると考えられます。
逆に、ウケを狙ったり、驚かせようとしたりして過激なデザインにしてしまうと、不快感を呼び起こす可能性があるため、注意が必要です。近年ではSNSで拡散され、炎上商法を疑われてしまい、商品だけでなく企業イメージまで低下させてしまう可能性もあります。
分かりやすいデザイン
あまりに文字や情報がいっぱいに詰まっているデザインは、見る人が読む気をなくしてしまうことが予測できます。読むのにストレスがないレベルの少ない情報量で、強調するポイントを限定すると、分かりやすくなるでしょう。
強調したポイントに視線が行きやすく読みやすいレイアウトにする、フォントのサイズやデザインで強弱を付ける、全体のバランスを見ながら色数を絞るなどの工夫をするのが、読みやすくするためのコツです。
また、どのようなシチュエーションで使用する商品あるいはサービスなのかがすぐに分かるような画像を入れてアクセントにすれば、より分かりやすくなると言えます。
販促物のデザインを決める際の注意点
販促物のデザインを決めるにあたって注意したいポイントを説明していきます。
販促物のデザインを決めるまでに明確にしたい情報の整理
まずはデザインを決めるために、販促物を制作する目的、およびその目的に向けどのような販促物を制作するのかを整理します。
消費者にどのようなアクションを取ってもらいたいのか考慮し、アイデアを整理します。そうして最終的な販促物のデザインに不足するものがないかを情報整理します。
また、販促物に使用するデザインの制作を依頼する際の心構え、著作権などへの留意なども確認しておくといいでしょう。
コピーのデザインを重要視する
販促物のデザインで注意したい点は「コピーに魅力がないと見てもらえない」ということです。これはコピーの文言そのものではなく、デザインによるコピーの見え方のことを示します。
コピーを魅力的に見せるにはどのようなデザインを意識すればいいのか、ポイントをまとめました。
1.届けたいメッセージを端的に記載する
長すぎるメッセージにならないように気を付け、文字のデザインに強弱をつける、ハイライトを入れメッセージを強調するなどして、見やすくします。
2.販促物のタッチポイントのコピーを強調する
タッチポイントとは、企業あるいは商品と顧客が関わる接点を意味します。このタッチポイントになるコピーには、アイコンを付ける、背景を変えるなどして、確実に読んでもらえるように配置を考えていきます。
3.製品、サービスのイメージを考慮する
コピーのデザインを考える際は、製品、サービスに合ったイメージを意識します。
4.製品、サービスを使うとどのような効果・効能があるのかを考慮する
つい、入っている成分や、創った工程のことを商品名や、コピー、デザインに反映させてしまいがちですが、消費者に響くデザインを作成する際は、製品やサービスを利用してもらうとどのような効果があるのかを考え、デザインに落とし込みます。例えば、爽快な気分になる効果がある場合は爽快なイメージ、気分を落ち着かせる効果がある場合は落ち着いたイメージをプラスすると、魅力が伝わりやすくなると言えます。
イメージに合わないデザインは逆効果
販促物はイメージと合わないデザインにしてしまうと、ターゲットに与える印象が悪くなってしまいます。例えば、ナチュラルなイメージの商品に過度な装飾を施したり、派手な柄のポップでカジュアルな背景を入れていたり、イメージに合わないフォントを使っているなどです。
ターゲットとする層に近い感覚を持つ人の意見を取り入れることで、このようなギャップを軽減できると考えられます。
販促物制作の流れ
それでは、実際に販促物を制作するにあたっての流れを追ってみます。
1.目的に合わせた企画を立てる
販促物を何のために作るのかという目的を明確にし、企画を立てることが大切です。
誰に対してなのかターゲットを明確にしてコンセプトを立て、ターゲットのイメージに合うキャッチコピーを作成することも重要です。
2.販促物の仕様を決める
販促物の種類、大きさ、素材などの仕様を決めていきます。トレンドやターゲットのニーズを考慮しながら、どの素材がよりイメージするデザインを生かせるのかといったことを制作会社と相談しながら進めます。予算との兼ね合いも検討する必要があるので、販促物にかかる費用がわからない場合は、印刷会社等に予算の見積もりを依頼しましょう。
3.デザインのラフを依頼
制作会社へデザインのラフを依頼します。制作会社に販促物を作成する目的やターゲットなどの情報を伝えることが重要です。ある程度の完成イメージが伝わるように、レイアウト、配色、フォントなどを含め、A4用紙1枚程度に情報をまとめたオリエンシートなどを作成しておくと良いでしょう。
4.デザインの仮提案
制作会社がデザインがラフを作成し、デザインラフをもとに、フィードバックを行い、さらにデザインイメージに近づけていきます。
5.最終決定
フィードバックをもとに修正し、要望がきちんと反映されているかを確認します。最終的に、細かい文字の内容なども確認します。また、色合いが重要になる場合は、制作会社、印刷会社に依頼し、サンプルを作成してもらうべきでしょう。そのための予算と、日程を予め確認しておく必要があります。
ポイントと進め方を押さえて、効率的・効果的な販促物を作ろう
販促物のデザインを考える際は、基本的なルールのほかに、時代による流行などを考慮する必要もあります。素材や印刷手法などのテンプレートを持つ制作会社、印刷会社、デザイン事務所に相談すれば、さ まざまな提案を受けることができると思います。
株式会社エムアイシーグループでは、豊富な実績から作成されたデザインのサンプルも提供可能です。専門の印刷会社なので、オリジナルデザインの提案も行っています。
※制作著作権等の関係上、サンプルとして送れないものもございます。予めご了承ください。
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