三河地域の広報誌広告枠を徹底調査&「広報にしお」広告掲載の流れを解説
こんにちは!エムアイシーグループ サポートチームの山口です^^
皆さま、広報誌は読まれますか?
当社のある西尾市の広報9月1日号では、2022年9月1日より開始した「Nishio スマート申請」が特集ページで紹介されていました。スマートフォンを使って、住民票の写しや印鑑登録証明書、納税証明書などの取得申請が出来るそうです。マイナンバーカード読み取りによる本人確認とクレジットカードなどのオンライン決済で、市役所に足を運ぶこと無く、郵送で書類をGETできるみたいです。便利すぎて感謝ですね!
知らないと損する情報が盛りだくさんの自治体広報誌。町内会を通じて全戸配布されるので、各世帯の自宅に届き、多くの人が読んでいます。そんな自治体の広報誌に広告を掲載できることはご存知でしょうか?広報担当者としては見逃せない広告媒体です。
本日は、三河地域 各市町の広報誌について広告掲載の有無や掲載位置などの情報をまとめてみました。
目次
・三河地域の広報広告枠は?
・広報誌への広告掲載のメリット
・広報誌に広告を掲載するデメリット
・「広報にしお」への広告掲載について
・西尾市の広報以外の自治体広告
三河地域の広報広告枠は?
三河地域の9月号広報誌を見て、広告枠が用意されているか確認してみました。結果は下記の通りです。
発行 | 広告掲載 | 裏表紙 | 印刷 | 中ページ | 印刷 | |
---|---|---|---|---|---|---|
西尾 | 1日号のみ | *** | ○ | カラー | ○ | カラー |
安城 | 1日号のみ | *** | × | *** | × | *** |
碧南 | 1日号のみ | *** | ○ | *** | × | *** |
岡崎 | 1日号のみ | *** | ○ | *** | × | *** |
刈谷 | 1日号・15日号 | 15日号のみ | ○ | カラー | × | *** |
高浜 | 1日号のみ | *** | × | *** | ○ | 2色 |
知立 | 1日号のみ | *** | ○ | カラー | ○ | 2色 |
豊田 | 1日号のみ | *** | × | *** | × | *** |
蒲郡 | 1日号のみ | *** | × | *** | ○ | カラー |
幸田 | 1日号のみ | *** | × | *** | × | *** |
豊川 | 1日号のみ | *** | ○ | カラー | × | *** |
豊橋 | 1日号のみ | *** | ○ | カラー | × | *** |
※2022年9月16日時点 各自治体9月号広報誌より独自調査
三河地域では、刈谷市以外の自治体は月に1回広報を発行しています。刈谷市のみ1日号と15日号の2回発行をしているようです。
広報広告は、裏表紙で掲載する場合はカラーで、中ページで掲載する場合は広報紙面と同じ印刷色での掲載となることが多いです。カラー印刷の広報誌の中で、あえて1色でデザインを作成して目立たせる手法を取ることもできそうです。各自治体の広報誌の紙面状況を毎月観察してみると良いですね。
そんな広報誌の広告には、各自治体で広告掲載の「要綱」「基準」などが定められていることが多いので、掲載する場合は事前に確認が必要です。
広報誌への広告掲載のメリット
ところで、折込チラシなどと比べて、広報誌に広告を掲載するメリットには何か違いがあるでしょうか。もちろん自治体が発行する広報誌に広告を掲載するメリットは様々あります。1つずつ、説明していきます!
メリット1.企業の信頼性・ブランド力の向上
広報誌の広告掲載の最大のメリットは、信頼性やブランド力の向上が図れることです。自治体の発行する広報誌に掲載される広告は、見る人に安心感・信頼感を与えます。
各自治体では「広告掲載基準」を設けて、掲載前にしっかりと広告内容を確認していることが多いです。内容や掲載文言によっては、自治体から修正指示が入ることもあります。こういった厳しい基準が「自治体が発行する広報に載っている広告なのだから、優良な企業・商品なのだろう」といったイメージを抱かせてくれるのです。
自治体の広告掲載基準を通過して広告掲載されているという事実は、一定の信頼感に繋がります。実際は、広告を掲載したからといって自治体がその企業や商品を保証しているわけではありません。広報誌の広告掲載位置にも、「広告の内容は市が推奨するものではありません」という一文が掲載されることが多いです。
それでも、広報誌への広告掲載が与える「優良」という印象は、大きなメリットであると言えます。
メリット2.全世帯配布
広報誌は町内会を通じて、全世帯に配布されます。ポスティングチラシでは、なかなか届けることが難しいセキュリティが厳しいマンションなどにお住まいの方にも届けることが出来る媒体です。地元密着でエリアマーケティングを実施している企業・お店にとっては大きなメリットだと言えます。
メリット3.見てもらいやすい
自治体から配布される広報誌には、市民の生活に必要な情報が掲載されているため、閲読率が高い傾向にあります。2014年に日本広報協会が実施した調査では、広報誌の閲読率は80%以上という結果も出ています。
さらに、掲載号によっては振り返って何度も見る情報が載っていることもあり、長期間保管してもらえることもあります。そうすると、何回も広告を目にしてもらうことができ、印象に残りやすくなります。
メリット4.比較的費用が安い
広報誌への広告掲載費用は、各自治体によってマチマチですが、民間のフリーペーパー等の広告掲載よりも比較的安めだと言われています。
広告の掲載費用と必要に応じてデザイン費用がかかるだけで、印刷代も配布代も掛かりません。折込チラシやポスティングチラシを配布する場合と比べると、そのコストの差は一目瞭然です。
広報誌に広告を掲載するデメリット
では、広報誌に広告掲載するデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。大きく2つのデメリットが挙げられます。
デメリット1.掲載基準に則った広告しか掲載できない
自治体によって差はありますが、掲載前に広告基準に照らし合わせた審査が行われます。厳格な審査の元、内容に修正が入ることや最悪の場合、掲載の許可が下りないなんてことも…。
風俗、消費者金融、ギャンブル、占いなど、業種によっては、そもそも掲載出来ない場合もあります。
差別的表現や暴力的・わいせつな表現、誇大広告も掲載が認められません。地域でNo.1といった表現は、審査時に根拠を提示してもらう必要があるなど、民間のフリーペーパーでは掲載OKだったものが掲載出来ないというケースも発生します。
デメリット2.自治体によっては広告掲載ができない
上記で調査した通り、自治体によっては広報誌に広告枠を用意していないところもあります。広告を掲載したいと思っていても、受付をしておらず、掲載出来ないということもあるという点がデメリットです。
「広報にしお」への広告掲載について
令和5年度(令和5年6月号~令和6年5月号)の西尾市が発行する「広報にしお」広告は、エムアイシーグループが代理店として取り扱っています。そこで、当社が取り扱うことが決定している令和6年5月号までの「広報にしお」への広告掲載について、詳しく説明していきたいと思います。
掲載までの流れは?
まずはエムアイシーグループまでご連絡いただき、掲載したい号の空き枠状況をご確認ください。掲載号とサイズが決定したら、掲載枠を確保するためお申込のご連絡をください。次に、掲載する広告データの作成に進みます。お客様で作成したデータを掲載して頂いてもOKですし、もちろん当社に作成をご依頼いただいてもOKです。掲載データが出来上がったら、西尾市役所への広告審査申請へと進みますので、当社にご提出をお願いします。西尾市役所での広告審査を経て、修正等が入らなければ、そのまま広告掲載が決定します。
申込と広告データ入稿の締め切りは、掲載したい広報発行日2ヵ月前の10日までです。例えば令和6年(2023年)1月号の「広報にしお」に掲載したい場合は、2023年11月10日までに申込と広告データ入稿(そのまま掲載できるデータ)が必要です。
広告枠の詳細
中ページ広告
- サイズ 1枠:縦4.8cm×横5.5cm、2枠:縦4.8cm×横11.4cm、3枠:縦4.8cm×横17.3cm の3種類
- 印刷色 カラー印刷
- 掲載位置 くらしの情報コーナー下部に掲載 ※掲載順・掲載位置の指定はできません
- 注意 広告紙面の右上に10mm×5mmの「広告」表記が必要
上記画像だと左から、SDGs 17にしおの広告が3枠、コンベンションホールの広告が1枠、エムアイシーグループの広告が2枠のサイズです。
裏表紙広告
- サイズ 縦29.6cm×横19.5cm
- 印刷色 カラー印刷
- 注意① 広告紙面の外側、天地と右側に余白3mmが必要
- 注意② 広告紙面の内側、天地と右側に2mm以上の余白が必要
- 注意③ 広告紙面の右上に20mm×10mmの「広告」表記が必要
発行部数は約58,000部で、毎月1日に1回発行されています。掲載内容は、西尾市広告掲載基準に準じます。風俗営業、消費者金融、たばこ、ギャンブル、占い、興信所などの事業者の広告や人権侵害、差別、名誉棄損、宗教団体の布教推進などの広告内容は掲載できません。
西尾市広告掲載基準は、西尾市役所ホームページよりご確認いただけます。
https://www.city.nishio.aichi.jp/sangyo/kokoku/1003097.html
広報にしお広告の資料や掲載金額等のお見積り依頼、空き枠状況確認は下記フォームよりお気軽にお問い合わせくださいませ^^
西尾市の広報以外の自治体広告
西尾市では広報誌以外にも広告を掲載できる媒体があります。西尾市は広告収入による財源確保に積極的な西尾市民想いの市役所なのです。2021~2022年度実績ではありますが、簡単に紹介させていただきます。
ホームページバナー広告
西尾市のホームページ下部にある広告欄にバナー広告を掲載できます。月間平均閲覧数約113,000件※2021年6月~2022年2月調査のサイトへの広告掲載は魅力的です。
バナーのサイズは縦60ピクセル×横150ピクセルで、静止画での掲載です。こちらのバナー広告も2023年5月掲載分までエムアイシーグループが取り扱っています。
窓口封筒広告
市民課の窓口で配布される封筒にも広告欄があります。角2封筒と長3封筒の2種類のサイズがあり、それぞれ広告枠が設けられて何種類か作成されます。市民課窓口でランダムに配布されるので、1年かけて様々な方の手に取っていただける媒体です。
広告サイズは角2封筒、長3封筒で異なり、印刷は2色印刷です。1年に1回、広告掲載の募集がかかり、こちらの広告掲載もエムアイシーグループが受け付けています。
六万石くるりんバス車両広告
西尾市内で8路線走っている六万石くるりんバスの車両にも広告が掲載できます。
掲載サイズは縦60×横90㎝で、カラー印刷のマグネット式です。募集時期等は担当課である地域つながり課にお問い合わせください。デザイン~マグネット作成はエムアイシーグループにお任せください!
他にも西尾市では…
- 固定資産税課税明細書封筒
- コミュニティバス車内電子案内板広告
- 雑誌スポンサー
- 子育てガイドブック
- 広告付案内地図板
- 空き家情報冊子
- オリジナル婚姻届&出生届の書き方ブック
- 暮らしの情報マップ
- 広告付き窓口用発券機
で広告枠が用意されています。詳しくは西尾市ホームページで担当課が確認できるので、気になるものがあれば担当の課に問い合わせてみてください^^
https://www.city.nishio.aichi.jp/sangyo/kokoku/1003095.html
おわりに
各自治体の広報誌への広告掲載について、詳細は各市町村のホームページに掲載されています。広告募集時期や申込締切などは自治体によって異なりますので、「自治体名+広報 広告」で検索してみてくださいね。
三河エリアの広報誌は最新版もバックナンバーも、愛知県三河地方の情報サイト「みかわこまち」でご覧いただけます♪
https://mikawa-komachi.jp/public/
西尾市で広告・宣伝を検討されている方は、自治体広告以外の広告も色々とまとめた記事があるのでチェックしてみてくださいね!
●【保存版】西尾市の広告媒体一覧【まとめ】https://uv-print.micg.co.jp/entry-161.html
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